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自然の家ブログ

2019年7月記事一覧

梅雨空の下、清らかに!

梅雨に入ってから、雨の降らない日はないほど毎日雨続きでした
むしむしして、湿度計がふりきれていると嘆く職員が続出です
そんな中でも、移動教室は雨の狭間を縫ってなんとかメニューをこなして帰校されていることが続いていて、本当にそれだけは救いですね
一昨日からは、九州地方をはじめ各地域大量の雨に被害もでている中、当施設でも大雨に悩まされました
(大きな被害にあわれた皆様には、心からお見舞い申し上げます)
それに比べればたいしたことではございませんが、何と言っても古い木造施設のため、近年のゲリラ豪雨時には、必ず雨漏りと停電がつきものになっています 非常に原始的ですが、バスタオルとバケツを持って館内を走り回らなければなりません 今回は幸いにも停電も短く、また雨漏りも一カ所にとどまりました

昨日の午後は晴れ間ものぞき、湿度もいくらかさがり、高原のさわやかな空気をたのしめました
事務所前の道路沿いにあるナツツバキ(夏椿)です
花言葉は「愛らしい人」平家物語にうたわれた沙羅双樹の花の色の一説にあたる花です・・・「はかない美しさ」
夏にツバキににた花を咲かせることから名づけらたそうです
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
ただただそらんじていた平家物語でしたが、沙羅双樹の花の色は想像でしかありませんでした 数十年を経てようやくガテンがいきました まだ、雨に濡れていて雫がしたたり落ちていて息をのむ美しさでした まるで琵琶の音が聞こえてくるようで・・・
下にはツバキと同じように首から落ちた花が無残な姿をさらしていました 朝に咲いて、夕方に散ってしまうようなはかない美しさはまるで平一族のようです
すぐ横でシモツケソウが花を咲かせていました
所内各所で盛りを迎えています
夏近しと風に揺れていましたよ
美しい鳥の声にひかれて空を見上げると、屋根の上のアンテナにとまって、ジョウビタキが美声を聞かせています
本来冬鳥ですが、所内に巣をかけて繁殖を繰り返して留鳥になっている当施設のアイドルです
写真が小さすぎてわかりませが、本当にかわいいです
参考写真です
色のコントラストがはっきりした鳥です
一年を通じて、所内いたるところで見られます
ぜひ、見にきてください

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